専任講師の協働力で海外の日本語教育を支援
国際交流基金日本語国際センターは日本語教育専門家を擁した上で、研修施設を備えており、海外の日本語教育機関に所属する日本語教師に対する研修や、日本語教育のための教材の開発を行っています。
研修事業としては、海外の教育機関等に所属する日本語教師を受け入れて、日本語教授法等の研修を行っています。
また、日本各地の自治体の皆様のご協力を得て、ホームステイや学校訪問、地方研修などを通じて日本の社会や文化に触れる機会を設けています。
【海外日本語教師研修について】
国際交流基金日本語国際センターで実施している海外日本語教師研修には、毎年50ヶ国以上から約400名が参加しており、1989年の開設以来のべ1万人以上が研修を受けました。研修参加経験者である日本語教師は、今、世界各地の日本語教育機関で活躍しています。
【教材開発について】
教材開発事業としては「JF日本語教育スタンダード」に基づく『まるごと 日本のことばと文化』など多くの日本語教材を発行しているほか、世界中の日本語教師の教材作成を支援する「みんなの教材サイト」など日本語教師および学習者を支援するウェブサイトを自主開発し、公開しています。なお、同センターは、世界唯一の日本語教育専門の図書館も備えており、国内外の日本語教育関係者に利用されています。
名称 |
独立行政法人国際交流基金 日本語国際センター |
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代表者 |
所長 佐藤郡衛 |
所在地 |
〒330-0074 |
設立 |
1989年7月 |
主な事業内容 |
海外日本語教師研修事業 海外日本語教師の養成・研修 教材開発事業 日本語教材・教授法等の開発・普及、図書館運営 |
設備 |
管理・研修棟(3階建、事務室、研修室、ホール、図書館、食堂、自習室等)、 宿泊棟(5階建、宿泊室シングル144室、洗濯乾燥室等)、和室「而学堂」、庭園など |